「光への軌跡〜ルネ・ラリック展」
2007.01.08 Monday |
Sお姉さんのご紹介で「光への軌跡〜ルネ・ラリック展」を見に行きました。
昨年、余裕が無くて多分一回も足を踏み入れなかった美術館。
久しぶりに足を運ぶとやっぱり良いですね〜。
アール・ヌーヴォーの
エミール・ガレの作品は、何回か展示でみた事が
あったのですが、ルネ・ラリック展は、初めてでした。
私にとって、ガラスの存在そのものが神秘的で、繊細で儚げな印象があるのですが
様々な技法を用いて、作られた作品の数々は、その表現力の豊かさに驚かされます。
時には繊細で、時には力強く、優美な印象の作品から、モダンな作品まで
数々の展示に、うっとり。
オパルセント・グラスの作品が、照明の角度で作品の表情が変わるのも
素敵でした。
そして、「ラール・ド・ヴィーグル」『アートを日常に』と、生活の場に
その作品が飾られ、使われる事で、どんなに心豊かに日常を彩ったのだろうかと
思います。
特に香水瓶、手鏡やパフケース、食器を眺めるだけで、
エレガントな女性の佇まいを想像してしまいます。
ジャポニズムの影響も大きく、
当時の西洋の芸術家が、どんなに日本の文化や芸術に衝撃を受け
感化されたかを考えると、江戸時代の文化をもっと知りたいという
気持ちにもなりますね。
今年は子供達も大きくなった事ですし、
一ヶ月に一度は、一緒に美術館を訪れたいなと思います。
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